そして、しばらくテレビを見ていたら、翔太お兄ちゃんが
「まゆ〜、できたぞー。オムライスだ!」
「え、オムライス?大好き!ありがとう」
「良かった!ほら、見てみろ」
と言って見せてくれた白色のお皿には、綺麗に巻かれた玉子と、ケチャップで色付けされた、綺麗なオムライスが乗っていた
「オー、綺麗な玉子焼きだー、早く食べたい」
「わかったから、落ち着いてくれ、スプーンほら」
翔太お兄ちゃんは、お皿とスプーンをお盆に乗せてくれた
「先、食べてていいぞ!自分のは今から作るから」
「わかった!」
私は、翔太お兄ちゃんが作ってくれたオムライスを机に置いて、スプーンをもって、食べることに



