タンタンタン

なんか鉄階段を走るようにあがってきてるような音がする、と思ったら

ガチャッ

「翔太お兄ちゃん!!」

まゆはドアを開けると、俺のところに真っ先に駆けつけてくれた

「オー、まゆ〜」


よしよしと、俺はまゆの頭を撫でる

「それじゃぁ、俺は帰ります。今日はありがとうございました!また来てもいいですか?」

「いつでもおいで、俺らはいつも、待ってるからさ」

「じゃあーな!また遊ぼうな!まゆちゃんもまたね」

「うん!」

白鷹楼は暖かい場所と、今日1日、一緒にいてわかった