「じゃあ、一旦、先生の家に行って、自分の持ち物、取りに戻らないと」

「わかった、俺の家の場所わかんねぇだろうから、俺はここでまゆを待ってるよ。

先生、何度もすみませんが、まゆをここまで送ってくれますか?」

「わかった、離れてた分、沢山話すといい、ハメは外しすぎないようにな」

「分かりました」

俺らは、まゆと先生と一旦別れると、ここで川嶋の許しをもらってゆっくりしておくことにした

肩の力が抜けたのか、辻村が

「はぁー、ほんまびっくりしたわー、まさか、まゆちゃんと、先生が付き合ってたなんて、でも、みんなには黙っとこか
2人の将来もあることやし」

「そうだな、俺はあの二人のことがあったからって、嫌いにはなれないよ。2人は好きだし」

俺は読んでいた雑誌を床に置くと

「ありがとう!」