「まゆ…」
「まゆ、ちゃん、」
まゆの一言でようやく、落ち着いた。辻村
「まゆちゃん、泣かんといて?ごめんな?言いすぎたわ」
辻村は今にも泣きそうなまゆの頭を撫でている
「まぁ、先に好きになったのは俺からで、
まゆが高校2年生になった時、
まゆを一目見て、
『こんな可愛い子がいたのか』と、なったくらいだ。
そこから俺は仕事が手につかなくなった。
そして、好きになって1ヶ月後の5月に、
みんなにバレないところで告ったのは事実だ、
分かってる、先生と生徒が付き合うなんてこと、当然ダメなのはわかってる!分かってるが、
誰かに取られる前に、俺のものにしときたかったんだ、
(白鷹楼の)後輩たちに黙ってたことは悪かった。
もう、俺を殴るなり蹴るなり、すきにしてくれ」
『朔間、さん…』



