「えー、2人の時は名前呼びなのー?きゃー!」

「だ、だって、学校じゃあ、誰が聞いてるかわかんないのに…って何言わせるのよー」

2人はいつの間にか化学準備室で走り回ってる

「コラコラ、走るな、大事な備品が壊れたらどうするんだ?」

『ごめんなさーい』

2人は、落ち着いたのか、ソファに座り直した

「天明屋、帰らなくていいのか?」

「えー、今家に親いないから、1人で寂しくてさー」

天明屋も日中、親御さんは働きに出てるのか

いつも夕方帰りにはいるけど、今は昼間だ。

大半の家の親御さんは共働きか、

「で、朔間先生…仕事いつ終わるのかなー?って仕事の様子普段見れないからさー」

と、天明屋とまゆはソファに座りながら頬杖をついてる