「ねぇ、単刀直入に聞くけどさ、なんで応援してんの?」

 机に伏せながら私は鈴に聞いた。

 「なんの応援」

 語尾に?もつけずに聞き返してきた鈴に欠伸が出た。

 分かってるでしょうに・・・。

 実李、弥香、隼人、鈴、凛々、そして私。

 このいつメンは実は幼馴染だったりする。

 そんで、さらに面白いのは全員マンションが一緒なこと。

 私たちは文武両道、美男美女。

 そりゃ人気も出るわ・・・・・・。