桂弥には睦月と無事、仲直りしたことを話した。 あと、両想いで、睦月と付き合う事にもなったのも、既に伝え済み。 「は、恥ずかしい……、顔に出てたなんて」 あたしは、両手で頬を包み込む。 「まぁまぁ、そんなに気にしないで。私が悪かったよ、からかってごめんね?」 ポンポンとあたしの肩を叩く桂弥。 「でもさ~、春亜、なんだか変わったね」 「変わった?」 きょとんとすると、桂弥は言葉を続けた。