「なんだよ」

「ふふっ、睦月もドキドキしてるんだなぁって思って」

すると、先生はあたしの腰にまわした腕に力を込める。

「当たり前だろ、春亜のこと、俺めちゃくちゃ好きなんだから」




「あたしも好きです……!」

ギュッとあたしは自ら先生の体を抱きしめた。

自分から、先生に抱きつくなんてこれが初めてだ。




我ながら、あたし、大胆になったなぁ……。

「彼氏弁当、楽しみにしてるからな」

「うんっ!」

そして、あたしは次の授業始まるギリギリまで、先生とイチャイチャしていたのであった。