次の日の火曜日。

あたしは絆創膏(ばんそうこう)をもらいに、保健室へ向かっていた。

今の時間帯がお昼休みだから、教室も廊下も生徒がワイワイしている光景が目に入る。

けど、それと対照的にあたしはちょっぴり不安気味。




なぜかというとーー。

「お弁当つくってきたんで食べてください!」

あぁ、やっぱり。




あたしは壁に身体をぴったりとくっつけて。

角から、声がする方を覗き込む。

保健室の戸は開けっ放しで、中にいるのは女子生徒の集団と木乃先生。