表情もいつもより大人っぽく見えて。

あたしの胸はなんだかドキドキと音をたてた。

「……春亜、」

「は、はい……っ!?」




「俺と一緒にこのまま堕ちてよ」

「………へ!?」

ーープツッ。

木乃先生は、制服のリボンを意図も簡単にはずす。




そして、口角をあげてあたしの耳元で囁いた。

「こういうコトに、きょーみとか、無い?」

全身からブワッと汗が出る。

あたしは急いでベットから起き上がり、保健室を飛び出す間際ーー。