「春亜は真面目に考えすぎなんだよ~」

「考えすぎ……?」

「だから、早く気持ちを先生に伝えたら?」




「う……、で、でも緊張しちゃうかも……。上手くできるかな……?」

すると、あたしの背中を叩く桂弥。

「春亜はいい子だし! 自信もちなよ!」




「う、うん。あたし頑張る!」

桂弥も応援してくれているんだ……!

結果はどうであれ、明日、木乃先生に絶対に告白するという決意は確かな物となったのだった。