あたしは、お風呂をすませてからさっさと就寝。

気が付くと、朝を迎えていた。

カーテンを開けて、差し込む光を浴びる。

いつも通り身支度をすませてから。




あたしはいつもの時間に家を出たのだった。

空は白い雲と青い空が果てしなく続いていてーー。

数日前に見た、桜色の空が懐かしく感じてしまう。

平和で平凡な毎日が続いていた、あの時。




あたしは、男子に興味も関心もなかった。

だけど、今はなぜか違う。

木乃先生のことを思い出すだけで、なぜか胸がドキドキする。

この高鳴りは一体なんだろう……?