「朝、木乃先生に伝言頼まれてたんだっけ! すっかり忘れてたっ!」
「え? で、伝言ってなに?」
ドクン、と心臓が嫌な音をたてる。
「今日当番の子がお休みだから、代理で保健室の手伝いに来て欲しいんだって!」
あたしは全身の血がサーッと引く。
な、なんというバットタイミング……!
「よかったねー! これでまた木乃っちに会えるじゃん!」
「え、あ、あはは……」
あたしは、どう反応していいのか分からずーー。
ただ、笑っていることしか出来なかった。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…