真っ白な世界。

屯所につくと

私はとりあえず

自分の部屋へ通した。

罪人なのかも分からないのに

罪人部屋に

少女を入れるのは

気が引けたからだ。

「近藤さん失礼します。」

「総司か、入れ。」

近藤さんは手紙を書いていた。

「怪しい者を捕えたので

通してもよろしいですか?」

「ああ。」