春(しゅん)と梓(あずさ)の鉄パイプと木刀が同時に地面に落ちる。 互いの拳が頬に食い込んで相打ちとなり、バイクから弾き飛ばされた。 手足を丸めて地面に落下し、横たわると春(しゅん)は満足そうに笑う。 「宙(そら)、耀(よう)、後は任せたぜ…」 「雪乃(ゆきの)ともっと遊びたかったなぁ…」 耀(よう)と翼(よく)は木刀で肩を相打ちし、バイクから弾き飛ばされた。 耀(よう)は身体を丸め、かっこよく地面に転げ落ちる。 「ここまでみたいだ…」 「宙(そら)、雪乃(ゆきの)ちゃんの仇を取ってくれ…」 耀(よう)は祈るように宙(そら)を見つめた。