「あはは、やっぱり似合わないよね」
「んー、逆に目立っていじめられるかも」
美青ちゃんにそう言われ、
「そっか」
私はへこむ。
「…ヤバイヤバイ」
あかりちゃんが小声で言うと、
「…うん、美女すぎ」
美青ちゃんが小声で返す。
「ゆきのん、髪はそのままでハチマキリボンにするね」
ハチマキリボン!?
「あ、うん」
「はい、出来た~」
「私達とおそろいだよ~」
「ゆきのん、かわいい~」
ハチマキリボンは可愛いけど、似合ってないだろうなぁ…。
「ねー、アレ見て。背中ヤバくない?」
女子達の声が聞こえて来た。
な、なんだろう?
「天使って書いてある笑」
「どう見ても悪魔なのにね笑」
天使…………。
「天使って?」
あかりちゃんと美青ちゃんに聞くと、あかりちゃんの顔がボッ! と真っ赤になる。
「あー、雪乃は知らなくていい」
美青ちゃんにそう言われ、考えるのをやめた。



