ってことは……、
どちらにしろあと4ヶ月ほどで、結局はするってこと…です…よね?
「むしろそっちのほうがいい。そのときにするんだって思って過ごすんだよ4ヵ月。
俺もこのみちゃんも、毎日ドッキドキで」
「そっ、そんなのむりだよ…っ」
「学校でどんな顔する?どうやって接する?……えっっろ、」
「結多くんっ、変な想像やめて…!」
「だってさ、このみちゃん」
「ん…っ!」
構えてなかった……。
どうしよう、キスされてる…っ!
「んんっ…、んっ、」
「……やべ、止まれなくなるから自制する、」
いっぱいいっぱいの私の髪を優しく撫でてくれながら、唇は離れた。
きっと結多くんの優しさは、結多くんが私に思うものよりもっともっとだ。



