わたしの推しはオオカミ王子さま



私の勉強のできなさは周知の事実できっとりっくんにも知られている。授業で当てられてもほとんど答えられずにトンチンカンな答えしか出てこない。



常に学年トップクラスの彼とは相容れない学力差で私のアホさを隣で晒すのは恥ずかしいことこの上ないけど、それでも推しと勉強なんて嬉しさもこの上ない。いや、100対0くらいで嬉しさの圧勝。



恥ずかしさとかこの際ない。醜態はいつも晒してるので!



それにしても、推しと勉強。推しが隣で勉強をする。……どんなスペシャルスーパー接触イベですか?最近いいことしたっけなぁ。


ていうか、りっくんってよくこのカフェくるのかな。ここでよく勉強するのかな。


それならこのカフェの常連になります。たまにしか使ってなかったけど、そうとなれば、テスト期間はもちろん、普段何気なく立ち寄っちゃいます。目的は推しを拝むため。



勉強なんかそっちのけで煩悩にまみれた私の隣にキラキラ光るイケメンが帰ってきた。


私とは違ってホットドリンクを注文したみたい。