「あっ、これ」 俺は、床に落ちてる手帳のような物を拾う。 生徒手帳だ。 後ろの名前を見ると、 「あっこれ、さっきぶつかった子だね」 「あぁ」 届けないと困るだろうな。 届けるかと、名前を確認すると。 「愛咲 瑠美…」 「ん?なんだ知り合いか?」 「ふっ、あぁ」 「おいおい、急に笑ってる気持ち悪いぞ?」 気持ち悪くたってなんでもいい。 やっと会えたのだから。 顔がゆるむのがわかる。