(琉衣くんは)極甘な国に閉じこめたい



今、琉衣くん

一生かけて、私にわからせるって
言ったよね?


一生?

死ぬまでずっと
私の隣にいてくれるってこと?



かぁぁぁぁぁ///

幸せすぎる~~。

体中の血液が沸騰しそうなほど
全身が火照ってきちゃった。



私、絶対に顔が真っ赤だよ。

早く冷やさなきゃ。
手うちわでパタパタパタ~。


全力で手を揺らしても
大した風はおきてくれないよ。

こんなんじゃ
ドキドキを鎮めるなんて無理だぁ。
 



心の中で焦る私に
気づいていない琉衣くんは

私の瞳を見つめて、ニコっ!

ハチミツみたいな甘い笑顔で
ニコニコっ!

さらに極甘なスマイルを
飛ばしてきたから


カンカンカン!!

私は完全に諦めた。
体中の体温を冷やすことを。


だって琉衣くんと一緒にいる限り
胸キュンしっぱなしだもん。

琉衣くんの色気に早く慣れるのが
一番だよね?