「絢にどうしても会いたくて、お義母さんに連絡取ったとき、“祭りのときは酷いこと言ってごめんなさい”って謝られた。ずっと気にしてたらしい。俺のことまで心配してくれて、良いお母さんだよな」
そっか…。
「…ありがとね、遥輝」
「俺は何も」
フッと笑って立ち上がる遥輝。
「もう帰っちゃうの…?」
「外で葵たちが待ってるから。絢を独り占めすんなって怒られる」
葵たちに会えるのは嬉しいけど、遥輝との時間が終わってしまうのは寂しい。
次いつ会えるかもわからないし、会えないかもしれないのに。
「そんな顔するな。空港まで見送りに行くから」
「ほんと??絶対だよ」
「うん。じゃあまた後でな。葵たちがうざかったら追い返していいから」
「そんなことしないよ…。ありがとう、遥輝。また後でね」
これが最後の別れじゃない。
だから大丈夫。
そっか…。
「…ありがとね、遥輝」
「俺は何も」
フッと笑って立ち上がる遥輝。
「もう帰っちゃうの…?」
「外で葵たちが待ってるから。絢を独り占めすんなって怒られる」
葵たちに会えるのは嬉しいけど、遥輝との時間が終わってしまうのは寂しい。
次いつ会えるかもわからないし、会えないかもしれないのに。
「そんな顔するな。空港まで見送りに行くから」
「ほんと??絶対だよ」
「うん。じゃあまた後でな。葵たちがうざかったら追い返していいから」
「そんなことしないよ…。ありがとう、遥輝。また後でね」
これが最後の別れじゃない。
だから大丈夫。



