可愛い可愛い俺の彼女。

梨香に告白された時。

もう心臓が異様に高鳴った。

こんなにうれしいことは

今までに無かった。

俺は会ったこともない神様という

存在に感謝した。

本当に天にも昇る心地だった。


そしてそんな夢見心地な俺に

さらに煽ってきた梨香。

なんだよ…

「わ、私も、大好きですっ!」

って。

俺のことこれ以上煽らないで…

あぁ、ダメだ。理性がきかない。

プチ

何かがきれる音がした。

「ちゅ…」

「ん…」

キスをどんどん深めていく。

「ふっ…ぅ」

「くるしぃ…」

「やぁ…ふぁ…」


「苦しいよ…!」

ちょっとやりすぎたか?

顔真っ赤かーわい。

「はは。ごめんね?嫌だった?」

「嫌、じゃない…

もっと…して?」

「ふっ…

何その可愛いおねだり。」

「チュ」

「ひゃ…ぅ」

「や…あっ…」

「梨香…」

可愛い可愛い梨香。

優しくて。親切で。

何にでも一生懸命な梨香。








俺はそんな梨香に溺れてく。



「梨香」

「な…に?」

「愛してる」

そう言って俺は大好きな恋人を

優しく抱きしめた。