実は優しいヤンキー君

それから1週間程経ち、大神君とも何事もなく平和な日々を送っていたある日。
家に帰るため『コマ』のいる角を通り過ぎようとした時、複数の声が聞こえた。
「何、こいつ」
「こんなやついたっけ」
「邪魔だから保健所にでも連れて行こうぜ」
(保健所!?そんな所に連れてかれたらコマが死んじゃう!)
そう思った時には、私は勢いよく角から飛び出しコマとコマを連れて行こうとしている奴らの間に立ち塞がった。