魔王子さま、ご執心!③~魔王子さまの寵愛はもう止められない~

ブランで何があったのか詳しくは知らないが、ブランで女神の能力が開花したんだろう。


俺は女神の存在を信じていたわけではなかったから驚いたが、今思えば鈴蘭が女神の生まれ変わりだったのは、当たり前のことに思う。


鈴蘭は、あまりにも優しすぎる。


女神でもないかぎり……ありえないくらい。


「反対派が一気に黙るよ」


百虎は、どこか嬉しそうにそう言った。


こいつは鈴蘭が婚約反対派に狙われるんじゃないかと心配していたから、安心したんだろう。


でも……女神って判明したことで、今度は全校生徒から狙われるぞ。


中でもブランは女神への信仰心も強いって聞く。


何がなんでも、女神をものにしたいだろう。