こんなトリッキーな能力があれば、悪事を暴くのも簡単だっただろう。
だが、今までかたくなに隠していた能力を、こんな大勢の生徒たちに晒すなど……。
バカだとしか言いようがない。
能力を晒してでも、鈴蘭の無実を証明したかったということか……。
俺だったら、生涯隠し通すほどの希少な能力だ。
……いや、今は能力のことはいい。
それよりも……星蘭だ。
あいつ、さっきまでは鈴蘭を責め立て、被害者ズラをしていたくせに……まさか全て自分が仕組んだことだったとは……。
「こ、れは……」
目を開けると、真っ青な顔をした星蘭の姿が映った。
「星蘭、お前……」
俺を……騙したな……ッ。
だが、今までかたくなに隠していた能力を、こんな大勢の生徒たちに晒すなど……。
バカだとしか言いようがない。
能力を晒してでも、鈴蘭の無実を証明したかったということか……。
俺だったら、生涯隠し通すほどの希少な能力だ。
……いや、今は能力のことはいい。
それよりも……星蘭だ。
あいつ、さっきまでは鈴蘭を責め立て、被害者ズラをしていたくせに……まさか全て自分が仕組んだことだったとは……。
「こ、れは……」
目を開けると、真っ青な顔をした星蘭の姿が映った。
「星蘭、お前……」
俺を……騙したな……ッ。

