「ふたりとも、ありがとうっ……」
私は……本当に素敵な友達に恵まれた。
初めての同級生の友達が、ふたりでよかったっ……。
さっき夜明さんが言ってた……“女神の加護”。
周りにいる人に、幸運を運ぶなら……みんなにも、幸運が降り注ぎますように……。
「同級生組は仲よさそうで、嫉妬しちゃうな~」
「うるさい……」
百虎さんと美虎ちゃんのやりとりに、ふふっと笑みがこぼれた時、部屋の扉が開いた。
「鈴蘭、待たせたな」
夜明さんが戻ってきて、美虎ちゃんがゆっくりと私から離れる。
「悪いが、今から支度できるか? すぐに実家に向かいたい」
「は、はい……!」
もう、今から……。
私は……本当に素敵な友達に恵まれた。
初めての同級生の友達が、ふたりでよかったっ……。
さっき夜明さんが言ってた……“女神の加護”。
周りにいる人に、幸運を運ぶなら……みんなにも、幸運が降り注ぎますように……。
「同級生組は仲よさそうで、嫉妬しちゃうな~」
「うるさい……」
百虎さんと美虎ちゃんのやりとりに、ふふっと笑みがこぼれた時、部屋の扉が開いた。
「鈴蘭、待たせたな」
夜明さんが戻ってきて、美虎ちゃんがゆっくりと私から離れる。
「悪いが、今から支度できるか? すぐに実家に向かいたい」
「は、はい……!」
もう、今から……。

