こいつと過ごした全ての日々が陰っていく。俺は一体、こんな女にどれだけ無駄な時間を費やしてしまったんだろう。
鈴蘭が女神なら……こいつは悪魔のようだ。
「残念だったわね……黒闇神様よりもあんたがいいって言ってくれるような女、自分から手放しちゃって」
「……」
「あんなもの好き鈴蘭だけよ。まあ、結局黒闇神様に取られちゃったけど」
俺はもう耐えきれず、目を瞑った。
精神を集中させ、ありったけの怒りを込める。
「ルイス様……!!︎」
俺が能力を発動しようとしたことに気づいたのか、ブランの副級長が駆け寄ってきた。
一応幼なじみであり、弟のような存在。
鈴蘭が女神なら……こいつは悪魔のようだ。
「残念だったわね……黒闇神様よりもあんたがいいって言ってくれるような女、自分から手放しちゃって」
「……」
「あんなもの好き鈴蘭だけよ。まあ、結局黒闇神様に取られちゃったけど」
俺はもう耐えきれず、目を瞑った。
精神を集中させ、ありったけの怒りを込める。
「ルイス様……!!︎」
俺が能力を発動しようとしたことに気づいたのか、ブランの副級長が駆け寄ってきた。
一応幼なじみであり、弟のような存在。

