「はい……! こんな素敵な場所があったんですね……!」
多分、夜明たちは花になんて興味がないだろうから、知らないはずだ。
こんなに綺麗ないろんな種類のバラが咲き誇ってるのに、ノワールのやつらは見向きもしない。
寮や校舎からは少し離れた場所にあって、庭師以外は滅多に人も寄り付かないから……ひとりになりたい時によくここに来ている。
「俺の秘密基地。ここに連れてきたのは、鈴ちゃんでふたり目だよ」
そう言えば、鈴ちゃんはもうひとりが誰かすぐにわかったらしい。
「美虎ちゃんですか?」
「正解」
まあ、美虎は花には無反応だったけど……はは。
言葉通り、美虎は花より団子だから。
多分、夜明たちは花になんて興味がないだろうから、知らないはずだ。
こんなに綺麗ないろんな種類のバラが咲き誇ってるのに、ノワールのやつらは見向きもしない。
寮や校舎からは少し離れた場所にあって、庭師以外は滅多に人も寄り付かないから……ひとりになりたい時によくここに来ている。
「俺の秘密基地。ここに連れてきたのは、鈴ちゃんでふたり目だよ」
そう言えば、鈴ちゃんはもうひとりが誰かすぐにわかったらしい。
「美虎ちゃんですか?」
「正解」
まあ、美虎は花には無反応だったけど……はは。
言葉通り、美虎は花より団子だから。