魔王子さま、ご執心!③~魔王子さまの寵愛はもう止められない~

「女の子の友情は癒やされるね」


私たちを見ながら、微笑んでいる百虎さん。


「気持ち悪い……」


み、美虎ちゃん、辛辣だ……あはは……。


「ていうかお兄ちゃん、香水臭い……」


「え……? ごめん、消臭剤振りかけてきたんだけど……」


「最近女遊びも落ち着いたと思ってたのに……」


汚いものを見るような目で、百虎さんを見ている美虎ちゃん。


最近、落ち着いた……?


私は百虎さんがどれだけ女の子と遊んでいるのかは知らないけど、何か事情があるのかもしれない。


「あはは、今日も遊んでないよ。ちょっと告白されただけ」


「それでなんでそんな香水臭いの……」