魔王子さま、ご執心!③~魔王子さまの寵愛はもう止められない~

「こう……能力が溢れて、コントロールできない感じがたまにあって……そういう日は危ないから、学校には行かないようにしてる」


美虎ちゃんから能力の話、初めて聞いた……。


私には想像がつかないくらい、つらいものだと思う。


「痛みとか、そういうのはないから大丈夫だよ……」


「そっかっ……」


美虎ちゃんが苦しんでいると思うと、心配でたまらなかったから……それを聞いてますますほっとする。


「鈴蘭、好き……」


美虎ちゃんは、いつも唐突だ。


今も何に対して感動したのか、目をうるうるさせながら抱きついてきた。


「私もっ……」


今日も美虎ちゃんはとっても可愛いっ……。