魔王子さま、ご執心!③~魔王子さまの寵愛はもう止められない~

和風の家具で統一されていて、畳まである。


夜明さんや百虎さんの部屋とはまた違った、センスがあるお部屋だ。


「体調はどう?」


いつになく優しい口調の百虎さん。


「もうマシ……ひどかったのは朝だけで、お昼頃にはマシになってた」


その言葉を聞いて、改めて安堵の息を吐いた。


「心配してくれて、ありがとう」


私のほうを見てそう言った美虎ちゃん。


「友達だから、心配するのは当たり前だよっ……」


「ふふっ……うん……」


「本当にもう体調はよくなった? 無理してない?」


「本当に平気だよ……というか、体調が悪いのとはまた違うの」


そうなの……?