魔王子さま、ご執心!③~魔王子さまの寵愛はもう止められない~

そんな、今は程遠いくらい高望みな夢を抱いた。


 


美虎ちゃんの部屋について、インターホンを鳴らす。


すぐに足音が聞こえてきて、玄関の扉が開いた。


「美虎、来たよ」


「美虎ちゃん、こんにちは……!」


部屋から出てきたのは、元気そうな美虎ちゃんの姿。


あっ……よかったっ……今日一日休んで、少しは体調がマシになったかな……。


心配だったから、ひとまずほっとひと安心。


「鈴蘭、来てくれてありがとう……。ついでにお兄ちゃんも」


「ついでって酷いなぁ」


中に案内してもらって、リビングのソファに座る。


美虎ちゃんのお部屋……イメージしていたのとは違うけど、おしゃれ……!