魔王子さま、ご執心!③~魔王子さまの寵愛はもう止められない~


「ん? ああ、美虎が好きな和菓子」


百虎さんが持っていた、可愛らしい紙袋。


さっき買ってきたのかな?


いいお兄ちゃんだなぁっ……。


同じ妹を持つ人間として、私には百虎さんがとても眩しく見えた。


星蘭は、今何をしているんだろう……元気にしてるかな……。


あの後、どうなったのか……結局今もわかっていない。


司空さんに聞いたら、今まで通り学校に通ってますって言っていたけど……本当かな……。


心配だな……。


会って確認したけど、星蘭はもう私の顔も見たくないだろう。


いつか……私も星蘭と、仲のいい姉妹になりたい……。


百虎さんと、美虎ちゃんみたいに……。