魔王子さま、ご執心!③~魔王子さまの寵愛はもう止められない~

優しい夜明さんに甘えて、またわがままを言ってしまう。


「鈴蘭がそう言ってくれるなら、断る理由なんてない」


夜明さんの返事が嬉しくて、私は緩む口元を抑えられない。


やったっ……。


「俺も、できることなら一秒だって離れたくないと思っている」


言葉通り、隙間がないくらい強く抱きしめてきた夜明さん。


私も……。


そっと、背中に手を回した。


できることなら……ずっと、夜明さんといたい……。


夜明さんが……大好き……。


私たちは少しの間、固く抱きしめ合っていた。


どのくらい時間が経ったのか、ゆっくりと夜明さんが腕をほどく。


「……そろそろ寝るか」