魔王子さま、ご執心!③~魔王子さまの寵愛はもう止められない~

「それに……そんなものはわがままのうちに入らない」


「ほんとですか……?」


夜明さんに、引かれてないかな……。


「ああ、鈴蘭はもっとわがままになってくれ。俺はお前になら、いくらだってわがままを言われたいんだ」


そんなふうに言ってくれる夜明さんに、胸がぎゅっと締め付けられる。


私は十分わがままを言っているし、たくさん迷惑をかけているのに……こんなふうに言ってくれるのは、きっと夜明さんくらいだ。


「俺もここで寝てもいいのか?」


恐る恐るといった様子で聞いてくる夜明さんに、私は大きく頷いた。


「できるなら……ずっと、ここで一緒に……」