魔王子さま、ご執心!③~魔王子さまの寵愛はもう止められない~

これからも……できれば、一緒に眠ってほしい……。


こんなことを思うなんて……私、どんどんわがままになってる。


言った後、すぐに後悔した。


「ご、ごめんなさい、わがままを言って……」


夜明さんだって、きっとひとりになりたい時もあるだろう……いくらなんでも求めすぎだ。


夜明さんが甘やかしてくれるからって……自分が貪欲になってしまったみたいで、嫌になる。


「……っ、そんな可愛いわがまま、嫌なわけないだろう」


えっ……。


苦しそうに顔を歪めた夜明さんに、強く抱きしめられた。


私の耳元で、はぁ……と息を吐いた夜明さん。


それはため息ではなく、何かを噛み締めているように聞こえた。