魔王子さま、ご執心!③~魔王子さまの寵愛はもう止められない~

また……ソファで寝たりするのかな……?


「どうした? 何か心配事でもあるのか?」


心配事というのかわからないけど、夜明さんがちゃんと休息を取れないことは心配だった。


それもこれも、私が寝室を使わせてもらっているせいだ。


「夜明さんに、お願いしたいことが……」


そう話を切り出すと、夜明さんは一瞬目を大きく見開いた。


「どうした? なんでも言えばいい。お前の願いなら、なんだって叶える」


あれ……?


なぜか嬉しそうな夜明さんの姿に、首をかしげる。


お願いごとを頼まれたら、面倒くさがったりするのが普通だと思うのに……どうして夜明さんは目を輝かせているんだろう?