魔王子さま、ご執心!③~魔王子さまの寵愛はもう止められない~

とんでもない能力だ……と驚くと同時に、もはや夜明さんにはできないことはないんじゃないかと思ってきた。


「いつでも、どこにいてもかけつける」


「あ……ありがとうございます」


夜明さんの言葉は、いつだって心強く感じる……。


頼もしいな……。


「一応、ラフも護衛につける。教室の外で木にでも止まらせておく」


ラフさんにまで……ちゃんとお礼しなきゃ。


ラフさんは、ウグイスカグラの実が大好物みたいだから、今度たくさん採りにいこう。


「そう言えば、ラフさんはご実家には帰られなかったんですね」


この休日、ラフさんの姿を見ていない。