魔王子さま、ご執心!③~魔王子さまの寵愛はもう止められない~

「鈴蘭が俺に助けを求めれば、すぐに察知できるように」


「そ、そんなことができるんですか?」


「ああ。だが、契約は同意が必要だ。嫌なら断ってくれても構わない」


す、すごい……まだまだ、私が知らない能力がたくさんあるんだな……。


驚いたけど、私のために提案してくれているのに断る理由もない。


頷くと、夜明さんは安心したように笑った。


「ありがとう。それじゃあ、俺の目を見てくれ」


言われるがまま、夜明さんの赤い瞳を見つめた。


こ、これ……少し、恥ずかしいっ……。