魔王子さま、ご執心!③~魔王子さまの寵愛はもう止められない~

ただでさえ、雪兎さんや美虎ちゃんは私のことを気にかけてくれているのに、さらに迷惑をかけてしまうと思うと申し訳ない気持ちになった。


「俺が一緒にいてやれたらいいんだが……」


学年が違うから仕方がないことなのに、夜明さんは歯痒そうに眉間にシワを寄せていた。


過保護な夜明さんの姿に、口元が緩んでしまう。


私以上に私の心配をしてくれる人がいる……それが、とても幸せだった。


でもだからこそ、できるだけ心配をかけないようにしようっ……。


「授業中は行動を共にできないが、困った時はすぐに俺を呼ぶように。どんな時でもかけつける」


「は、はいっ」