魔王子さま、ご執心!③~魔王子さまの寵愛はもう止められない~

えっ……!?


「よ、夜明さん?」


「寝室に連れていく。今日はもう休め」


た、確かに、もう夜も遅いから眠る時間だけど……ひ、ひとりで歩けますっ……!


少し抵抗したけど、離してくれる気がなさそうな夜明さんを前に諦めた。


今までも、抱きかかえられることや抱きしめられることはあったけど……気持ちを自覚したからか、今まで通りというわけにはいかない。


触れ合っている箇所が熱くて、心臓がいつにもまして高鳴っている。


夜明さんに聞こえませんように……と願いながら、寝室についた。


夜明さんは私をベッドに座らせて、自分はその場にしゃがむ。


目線を合わせるように、じっと私を見てきた。