夜明さんと夜明さんのご両親と、夕食を一緒に食べさせてもらった。


どの料理も美味しくて、幸せを感じている私を見て、終始微笑んでいたお母さん。


く、食い意地が張っていると思われていないかなっ……。


心配になったけど、目が合うと優しい笑みを浮かべてくれるお母さんに、私の心はぽかぽかしていた。


「もう眠いでしょう? 夜明、そろそろ寝室に案内してあげなさい」


あ……ほんとだ、もう21時……。


夕食を食べ終わってから、ずっとお話ししていたけど、こんなに時間が経っているとは思わなかった。


お母さんとお父さんとお話しするのは楽しくて、時間を忘れてしまっていた。