その後……助手席から私を見ながら、いつもの笑顔を浮かべてくれた司空さん。
「あなたの優しさに……私も、夜明も、いつも救われています」
え……?
そんな……私には勿体無い言葉。
「おふたりに救われているのは、私のほうです」
寂しくて、つらくて、逃げ出したい日々から……救ってくれた夜明さん。
そして、その隣で、いつも守ってくれる司空さん。
ふたりに感謝しているのは、私のほうだ。
「……ありがとうございます、本当に」
司空さんはまるで噛み締めるように、もう一度お礼を言ってきた。
その声色が、切なく聞こえたのは……気のせいかもしれない。
「到着しました」
「あなたの優しさに……私も、夜明も、いつも救われています」
え……?
そんな……私には勿体無い言葉。
「おふたりに救われているのは、私のほうです」
寂しくて、つらくて、逃げ出したい日々から……救ってくれた夜明さん。
そして、その隣で、いつも守ってくれる司空さん。
ふたりに感謝しているのは、私のほうだ。
「……ありがとうございます、本当に」
司空さんはまるで噛み締めるように、もう一度お礼を言ってきた。
その声色が、切なく聞こえたのは……気のせいかもしれない。
「到着しました」

