『悠』
『な、なに?』
『悠の夢は何?』
『それは佳奈も知ってるだろ?』
なんでこのタイミングで俺の夢について聞く?
佳奈の唐突な質問に余計戸惑う俺。
だけど、佳奈は携帯のカメラに顔を向けたままなので、俺も携帯のカメラを見ながら首をかしげる。
『いいから。答えてっ』
佳奈の言葉に俺は、頭にハテナマークを浮かべながらも答える。
『大きなステージに立って佳奈に歌を届けること!』
その瞬間、カシャッとシャッター音が響いた。
えっ?
訳が分からず佳奈を見れば、佳奈は撮った写真を見ながら笑っていた。
写真を確認し終えたのか、その写真が写っている携帯の画面を俺に突き出すように見せてくる。
『夢を語っている時の悠、素敵な笑顔してるよねっ!』
『え……?』
『目が輝いているし、楽しそうだよっ』
そう、なんかな。
そのときは分からなかったけど、今ならわかる。
あのとき言ってくれた佳奈の言葉が、今の俺に繋がっている。
『な、なに?』
『悠の夢は何?』
『それは佳奈も知ってるだろ?』
なんでこのタイミングで俺の夢について聞く?
佳奈の唐突な質問に余計戸惑う俺。
だけど、佳奈は携帯のカメラに顔を向けたままなので、俺も携帯のカメラを見ながら首をかしげる。
『いいから。答えてっ』
佳奈の言葉に俺は、頭にハテナマークを浮かべながらも答える。
『大きなステージに立って佳奈に歌を届けること!』
その瞬間、カシャッとシャッター音が響いた。
えっ?
訳が分からず佳奈を見れば、佳奈は撮った写真を見ながら笑っていた。
写真を確認し終えたのか、その写真が写っている携帯の画面を俺に突き出すように見せてくる。
『夢を語っている時の悠、素敵な笑顔してるよねっ!』
『え……?』
『目が輝いているし、楽しそうだよっ』
そう、なんかな。
そのときは分からなかったけど、今ならわかる。
あのとき言ってくれた佳奈の言葉が、今の俺に繋がっている。



