泡沫の夢の中で、一寸先の幸せを。【完】






もしも、私の中から君がいなくなってしまっても。

もしも、君の顔も声さえも忘れてしまっても。


私たちが過ごした季節は嘘なんかじゃないって信じている。

たとえ、全てを忘れてしまっても、あの日の私たちは確かにそこに存在した。