義母ですが、若返って15歳から人生やり直したらなぜか溺愛されてます<第一部>

「あなたの目は節穴なの!エリエッタは、ちょっと美人じゃないわ!訂正して頂戴!すごい美人よ!」
 言ってやった。はっきりこういうことは言わないとね。
「そ、それは確かに……」
 右端の先輩がうっと言葉を飲み込む。
「なっ、生意気よ。何がすごい美人よ!いくら美しくたって殿下と婚約できるなんて思わないことね!」
 いや、殿下と婚約なんてさせませんけどね!
「それに、ちんちくりん、あなた本当に成人しているの?子供は家に帰ってミルクでも飲んでなさい」
「そうね、殿下どころか誰にも相手にされないわよ、くすくす」
 あら……。私、若返ってたぶん17歳なのですが……薬は20歳くらい若返るって言う話で、もしかしたら本当に15歳まで若返っているかもしれないと思ったりもしましたけれど……。
 子供に見える?背が低いだけだと思ってるのですが……。
 あれれ?
「さっきから、生意気で物知らずなのはどちらかしら?」
 エリエッタの怒った声が響く。
「よくもお義母様をちんちくりんと馬鹿にしましたわね?」
 エリエッタ、ちょっと、言葉、言葉。
「はぁ?何をおっしゃっているのか分かりませんわ。どこにあなたの母親がいらっしゃるの?あなたもミルクが恋しくなりましたの?」
 そうですよね。ここに母親いませんよねぇ。私はここでは義妹。
 誤魔化さなければ。