義母ですが、若返って15歳から人生やり直したらなぜか溺愛されてます<第一部>

「あっはは。そう言うところが好きだよ。リードルの家族は面白いなぁ。普通は俺に取り入ろうと必死なのに。気に入られたら喜ぶべきところを、気に入るなって……あはははは、やばい、本格的に気に入った」
 え?
 えええ?!

「だ、だめですよ、エリエッタは殿下には差し上げませんっ」
 エリエッタを殿下の魔の手から守ろうと背中に庇う。
「あははは、じゃぁリアちゃんを貰おうかな?」
 殿下が私に手を伸ばした。
「あげません」
 さらに私の前にリードルが出た。
「くはははは、いやいや、面白い。今後ますます学園生活が楽しみになって来たよ。おっと、講堂についちゃったみたいだね。新入生はあっち、俺のリードルはそっちだから。じゃぁ、またね!エリエッタちゃんにリアちゃん」
 殿下が楽しそうに去っていった。
「ちょっとあなた達」
 制服のリボンの色が緑の女生徒たちが5人やってきました。
 リボンの色で学年が分かるとリードルが言っていた。私たち新一年生は赤。2年生が黄色。最上級生の3年生が緑だったはずだ。
 と、いうことは目の前にやって来た5人は最上級生ということだ。
「カイン様に近づくなんて新入生の癖に生意気なのよっ!」
 お?
 おおお?
「そうよそうよ!ちょっと微笑まれたからって、気に入られたと勘違いしないことね!」
 いや、気に入ったといわれたので、勘違いではないと思いますが。