義母ですが、若返って15歳から人生やり直したらなぜか溺愛されてます<第一部>

「あーははは、いやあぁ、可愛いなんて年下の子に言われたのははじめてだよ。くくくっ。さすがリードルの義妹だねぇ。面白い」
 はい。無事に誤魔化せたようです。不敬には取られてませんよ。ほっと息を吐きだす。
 ごめんなさい、種明かしをすると、私は全然年下じゃないんです。だから面白くもなんともないんです。……言えませんが。
「気に入った!」
「殿下!気に入らないでくださいっ」
 リードルが私を殿下から遠ざける。
「もう気にいっちゃったもーん。ああ、もちろんエリエッタちゃんも」
 殿下がエリエッタに微笑みかけると、エリエッタはムッとした表情で冷たい声を出した。
「気に入らないでください」
 んん?エリエッタは皇太子に気に入られたくないの?
 ……あ!まって!
 もし、エリエッタが皇太子に気に入られて結婚したら、エリエッタはのちの王妃様。生まれる子供は王子様。
 義孫が王子だった場合……。
 簡単に会えないじゃない!義孫をかわいがる私の夢が、夢がかなえられないっ!
 ってことは。
「殿下、あの、気に入らないでください」
 リードルが一番先に口にしているので、この言葉は、言っても大丈夫なのだろうと判断してエリエッタに追従する。
 殿下が驚いた顔をして、リードルの顔を見た。