義母ですが、若返って15歳から人生やり直したらなぜか溺愛されてます<第一部>

 普段どんな生意気を言おうと、無防備に幸せそうな顔して寝ている顔はいつだって可愛いわよね。子供とはそういう生き物……ふふふ。

「は?俺が、可愛い?」
「お義母様っ!」
 うおう、しまった!口から殿下がかわいいって言葉漏れてました。そして、リードル、リードルもなんかやばい単語を口走っています。
「そうです、お義母様が、私たちの寝顔をいつも可愛い可愛いというもので」
 エリエッタの言葉にうんうんと頷く。だって本当にかわいいんですもの。
「きっと、お義母様なら、殿下の寝顔も可愛いというのではないかと……ね?お兄様、そういう話ですわね?」
 エリエッタが、こっそりとリードルの手をつねっているのが見えた。
「あ、そう、そうだ。殿下が屋根裏で寝ていた話を聞いたら、きっとお義母様は可愛いと言うに違いないから殿下が子供っぽいことなど、これっぽっちも家に報告はしていません。そうだよね、リア」
 リードルが私を見た。
 これは、頑張って誤魔化してくれようとしているのですね。
「そ、そうなんです。お義母様の口癖がつい映ってしまったようですわ。ポカポカして気持ちよくてつい寝てしまうなんて、本当にかわいいです殿下」
 にこっと笑うと、リードルがひきつった顔をする。
 エリエッタもちょっぴりムッとする顔をしている。
 あれ?他の子を褒めたから嫉妬しちゃった?