義母ですが、若返って15歳から人生やり直したらなぜか溺愛されてます<第一部>

 覚悟してくださいよ、お義母様。僕はどんな卑怯な手を使っても……こほん。
 どんなあざとい手を使っても、必ずお義母様を手に入れて見せる。

☆視点戻ります☆

「お義母様っ、どこか変じゃないかしら?」
「エリエッタ、大丈夫よ。学園の制服良く似合っているわ」
 今日は王立学園の入学式だ。
 黒を基調としたワンピース。大きな白い襟に、赤い大きなリボンの制服だ。ふわぁっと広がるスカートの裾にはぐるりと2本の白いラインが入っている。
 白っぽい色じゃないのは、汚れが目立たなくていいわね……っと、考えて首を横に振る。
 小さな子供が掴み食べした手やどろんこ遊びした手で服を触るわけじゃないんだから!発想がおかしいわよね。うん、我ながらおかしなこと考えた。
「なんて素敵なんだ」
 食堂で私とエリエッタの到着を待っていたリードルが、姿を目にしたとたんに声を上げた。
「そうでしょう!エリエッタはいつものドレス姿も素敵だけれど、こうして黒い色の制服もとても似合うのよ!」
 うちの子可愛い。うちの子最高。でへへ。
「お義母様……可愛い」
 リードルが私のところに歩いてきてぎゅっと抱きしめた。
 いやいやいや、普通は親が、子供が入学するときって立派に成長したわねってぎゅってするところだと思うんですが……!
 あれれ?
 ……遺伝子の差なのか。